よくあるお悩み 〜テンポが早くなるとできない〜
みなさんこんにちは、Irisです♥️
ここ最近のブログが、告知やイベントレポばかりでしたので…今日は久しぶりにベリーダンスのムーブメントについてお話をします💃✨
最近では、私のプライベートレッスンを希望してくださる生徒さんも増え、一人一人の生徒さんと、じっくり向き合う機会をいただけるようになりました🧐
私の生徒さんからいただく質問や課題として
「ゆっくりやればできることが、テンポが早くなるとできなくなる」
といったお悩みが比較的多くあるようですので、今回テーマに上げたいと思います。
Irisクラスも、どんどん曲のテンポが早く難易度も高くなってきていますからね😂エクサベリーや、ゆっくりな曲で踊るときには直面しなかった悩みかもしれません💦
ベリーダンスのムーブメントも様々ありますが、中でもヒップワークについて、このような悩みをお持ちの方が多いのではないでしょうか🤔
🍀「初速と脱力」🍀
そこで、一つのポイントになるのが、
「初速と脱力」です。
まだベリーダンスのムーブメントに慣れていない方は特に、この力のコントロールがうまくできない可能性が高いのではないかと思います。
しかしそもそも、脱力って何でしょう😵
初速はなんとなくイメージできる人も多いと思いますが、、脱力って、どこで?どうやって?!
特に初心者さんは、基本姿勢を取るだけでも全身に力が入って、脱力どころじゃないですよね。
脱力して!と言われて、素直に力を抜いたところで、全身が体の一部の動きに持っていかれて、アイソレーションどころじゃなくなり、どこを動かしているのかもわからなくなってヘンテコクネクネダンスに仕上がります。。😭💦
⚠️そうです、脱力といっても、もちろん全身脱力ではないのです🙌
どこを動かすにしてもそうですが、常に体の中心となる、丹田(おへその少し上あたり)に入れた力は、決して抜いてはいけない部分です。
ここでいう脱力は、それ以外の箇所にあります。
🍀反動を利用🍀
例えば、左右にヒップアタックをするとき、、
膝を使って強く、速く、力を入れ大地をかかとで踏み、ヒップを外に向けて打ちますよね。
これが「初速」。そしてその後が「脱力」のポイント💡
ヒップアタックの後、腰を基本姿勢の位置に戻すときは、「戻す」という意識ではなく、「アタックの反動で元の位置に戻ってしまった」という感覚が近いと思います。
ゆっくり大きく一度だけヒップアタックを行う場合には、「元の位置に戻す」という意識でも十分間に合うかもしれません。ですが、振付の中で、連続して、早いテンポで、何発も…となった時はどうでしょう?
この「戻す」という意識があるうちは、絶対間に合いません😵💦
「テンポが速くなるとできなくなる」
= 「元の位置に戻す」が間に合わない
→ 結果、次の初動も間に合わない
という悪循環が起きているのです🌀
なので、ヒップアタックした後は、自然に発生する跳ね返ってくる力(反動)に身を預けると、元の位置に腰が戻ってきます。これがここで言う脱力です。
丹田の力は抜かずに、特に下半身の力のコントロールをするのは、初心者の方にとってはとても難しいかもしれません。
しかしこの感覚を掴んで「脱力」ができるようになると、徐々に速いテンポの曲や、複雑なムーブメント(ハッガーラやシミーウォークなど)にも、徐々に対応できるようになっていくと思いますので、地道に頑張ってみてくださいね💪💕
以上、Irisでした♥️