シミーシリーズ第1弾 〜ヒップシミー〜
こんにちは、Irisです❤
今日のテーマは「シミー」です✨
一口に「シミー」と言っても種類は様々。肩、手、胸、腰などなどたくさんの種類がありますが、今日は主に「ヒップシミー」についてのお話です。
ベリーダンスにおいてヒップシミーは、特に見応えのあるムーブメントのひとつですよね🎵非常に魅力的で、自分もやりたい!という方も多い一方で、思うように腰が揺れず苦しんでいる方も多いのではと思います。
かくいう私も、シミーに苦しんだ人間の一人でして。。シミーはだいたい半年くらいでコツがつかめると聞きましたが、私は半年なんかじゃまったくダメでした😵シミーはとても深いムーブメントです。きちんとモノにして使い分けることができるようになるには数年かかると思うので、気長に捉えたほうが良さそうです🧐
素敵なシミーを目指して、頑張りたいですね❣️
◆ レイヤードの壁 ◆
私が壁にぶち当たったのは、レイヤードシミーというものに初めて遭遇したときでした。
※ ”レイヤードシミー”とは、シミーに別の動きを組み合わせて同時に行うもので、例えばヒップサークルにシミーを入れたり、アンジュレーションしながらシミーするなどなど、バリエーション様々です。
私が最初に遭遇したのは、ヒップスライドにシミーがレイヤードされたものでした。
シミーを入れるとヒップスライドなんてまったくできず、ツン立ち状態。自分としては、シミーのコツを少し掴んだかな?!と思い始めていた時期でもあったので、それはそれはショックでした。。
振付に入っていたのは一瞬だったものの、ツン立ちでまったく腰の動かせない自分が許せず・・・これは一度自分のシミーを徹底的に見直さねば🧐と思い、行った練習方法を紹介します!
◆ 基本の動き ◆
- 基本姿勢をとる。おへその上あたりに力を入れて、骨盤をしっかり立てた状態。
- 重心は身体の中央か少し後ろ。
- ゆっくりと膝の曲げ伸ばしを行う。膝と連動させて腰も動かす。
⚠注意⚠ 膝を伸ばすときは、膝をピーンと張る必要はないです。膝を張ってしまうと前腿に力が入り、ヒップシミーのような大きく腰を揺らす動きができなくなってしまいます。
※膝を使ったシミーはエジプシャンシミーと呼び、ヒップシミーとはまた違う感覚のものです。こちらも後日紹介しますね。
💡ポイント💡
その1:ゆっくり大きく
まずは、とにかくゆっくりと大きめに膝・腰を動かしてください。シミーというイメージが脳内で先行するため、練習でも最初からギアをトップに入れがちですが、そうすると、一瞬でただの棒立ちが完成です。。あくまでもゆっくりです。たとえばご自身が好きな曲のリズムに合わせて、自分が目指しているシミーの1/4、いや、1/8の速さから始めてください。
その2:息を吐く
呼吸も非常に大事です。シミーをすると体中に力が入り、息が止まってしまう方少なくないと思います。シミーの時は、息を止めずに、ゆっくり吐く。そして膝の曲げ伸ばしを行ってみてください。息を吐き終わったら再度息を大きく吸って、また吐きながら腰を揺らします。最初は、なかなか呼吸まで意識が届きません。ぜひ積極的に息を吐く、を意識して行ってください。
その3:ギアを入れなおす
ゆっくりとした練習をしばらく続けたら、少しずつ倍速にチャレンジしてみましょう。倍速にチャレンジしたとき、膝が固まってきたな、と感じたら一旦動きを緩めて揺れの余韻を感じてください。
※この時の揺れは、おしりやその下のもも裏のお肉あたりに感じられると良いですね❣️
こうして緩めたのち、再度ギアを入れ倍速チャレンジです。この揺れの余韻が非常に大事になります💡
◆ シミーは個性 ◆
ここまで練習のポイントなど書きましたが、これらはあくまでも「私の場合は」です。私自身シミーに悩んできて感じたのは、シミーは人それぞれ、感覚が違うということです。
一概にどれが正解とは言えず、だからこそ奥深い。ダンサーの個性とも言うべきものなのだと思います。(とにかく揺れりゃいい、という人もいますしね笑)
今後、みなさんも様々な先生方と出会い、様々な伝え方で教えていただける機会があると思います。そんなとき、何が正解かわからずパニックになることもあるかもしれません。でも焦らずに、ゆっくり地道に自分の感覚を追求すれば、いつの日か、シミーで休憩!なんて感じられる日がくることでしょう✨
私の練習法が少しでも皆さんの参考になればうれしいです❣️それではまた、レッスンでお会いしましょう✨
Irisでした❤
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