音楽を楽しむということ
こんにちは! Lilyです。
桜の花がすっかり葉桜になり、夏日まで出てくるようになって、本当に暖かくて心がふわっとほどけるような日が増えてきましたね。
朝晩はまだ肌寒いですが、春物のコートに袖を通すだけで、なんだか気分が上がる!そんな季節です。
私は、公園での筋トレがちょっとしたマイブームで、この間は散歩中に人目を憚りながら、ブランコを漕ぎ散らかし、腹筋をフンフン鍛えてみたり、子供用の鉄棒で逆上がりをしたりして楽しんでおります
さて!今月は、「音楽を楽しむこと」についてお話ししたいと思います。
つい「正しく踊る」ことに意識が向いてしまいがちですが、実は『音楽に身を委ねる』ことが、結果、踊れるようになっていったり、動きがよくなっていきますよ〜という話をしますね
音楽を楽しんで聴いていますか??
ベリーダンスを始めたばかりの頃って、動きに一生懸命で、なかなか音楽のことまで感じられない…という方も多いと思います。
聞き慣れない異国の音楽だから、なおさらです。
でも、そもそも音楽って、「感じるもの」。リズム、メロディ、音色、それらがあなたの身体を動かすスイッチになってくれるもの。
それら、目に見えないものが、まるで目に見えるように表現している人に、憧れたことってありませんか?
私はもともと、どちらかというと、ダンサブルな音楽が好きで、若い頃からゴリゴリのHIP HOPや洋楽を聴いてきたのですが、邦楽でも、詩が好き!というタイプじゃなくて(恥ずかしながら)バラードが苦手でした。
だから、音楽を聴いていると、身体が勝手に踊り出すタイプ。
そのため、踊りを「動きの組み合わせ」と捉えることが少なかったからこそ、皆さんの気持ちが分かってあげられてない部分があるかもしれないのですが。。。
でも!そんな私だから、伝えられることがある。
ありがたいことに、憧れてくれる人がいる、と思っています。
踊り自体がうまい、下手じゃないんです。
踊ることを楽しんでいる人は、どうやったって魅力的になってしまうんです。
踊ることが身近じゃない皆さんが「踊り」に向き合うという時、まるで、漢字ドリルをこなすみたいに見える時があります。
何回も書いて、書き順を覚えて、手に覚えさせて・・・
何回も、何回も・・・書く!ひたすら、書く!
そうやって、漢字って覚えるじゃないですか。
その時、音楽がなくてもいいわけです。
だから、音楽が鳴った時に、合致しない。踊りにならない。
だから、踊りがぎこちない。
そんなイメージです。
例えば、町の中で、好きなアーティスト、好きな国の民族音楽が聞こえてきた時。
「踊りたくなっちゃう!」と思ってる自分を想像してみてください。
今はまだ、遠くても。
踊ることを楽しんでいる人がいて、その人が自分だと想像してみてほしい。
難しい理屈は抜きでいいんです。
まずは「気持ちよく音楽を感じること」から、すべてが始まります。
お気に入りの音楽と「踊りたい!」がリンクするとき
よくレッスンでも、「曲を聴いて踊ってみましょう」とお伝えするんですが、
やはり音楽の『好き度』って、踊りに表れてきます。
私は、中東の曲や、民族音楽ももちろん好きですが、現代的な曲が大好き。それも、どんな国の音楽も、ダンサブルなものが大好き。
その、「好き」という気持ちに素直になれる曲、それが、あなたが踊るべき曲です。
私の教えた、振り付けのある曲でもいいし、ない曲でもいい。なんなら、K-POPでも、雅楽でも、デスメタルでも構わない。
私は、ベリーダンサーですが、私のジャンルは、「オリエンタルフュージョン」と言います。
どんな曲とも、好きだったらコラボする。ベリーダンスにはどのダンスにもない、どんな曲とも混じり合うことができるという秘技が許されています。
私は日舞とHIP HOPをベリーダンス専門のダンサーになる前は踊っていましたから、それらをMIXすることは、むしろとても自然で楽しいことなんです。
Japanesque(ジャパネスク)belly dance というジャンルも、よく踊っていますし、とっても人気がありますよ〜!(今、土曜 のホビークラスではジャパネスクを教えてますのでぜひトライしてみてほしい!)
生徒さんにも、「この曲が大好きで、ずっと家でも流しています」という声を聞くと、とても嬉しくなります。
ベールの曲が好き。そういった、曲のイメージや私が踊っていた姿から、小道具に憧れて、その曲を踊れるようになりたい、と思っていたら、曲が好きになった。とか、逆でももちろん大丈夫!
好きで、何回も聴いている曲は、動きも自然と柔らかく、豊かになっていくんですよね。
それらを踏まえて、では、今月のチャレンジ(宿題)です!
今月のチャレンジ:「推し曲プレイリスト」で、思うままに体を動かす!→慣れてきたらベリーダンスのムーブメントを使って、自由に踊ってみる!
今月のちいさなチャレンジは、「自分だけの推し曲プレイリスト」を作って踊ってみること。
そして、自由に体を動かすことから始めて、慣れてきたら、今まで習った「ベリーダンスのムーブメント」を使って、1曲を踊り切ってみてください!
レッスンで聴いて気になった曲でもいいし!
YouTubeやSpotifyで、再生リストに入れてある曲でもいいし!
曲がっていうよりは、見た目やダンスが大好きな推しアーティストの曲でもいい!
毎日1曲でもいいので、通勤や家事の合間に流しながら、3分くらい、自由に踊るんです。
誰もみてないところで、自分を解放して踊ること。
これができない人は、人前で踊るときはそれ以下のテンションになって当たり前。だから、小さくて緊張感に溢れた踊りになってしまう。
そして、「これ、踊ってみたいかも!」という1曲が見つかったら、躊躇なく踊ってみて!
意外と、自由に踊る習慣は、まるで筋トレ習慣のようなもの。
ストレス発散、気分転換、ダイエットにも有効なんですよ🎵
ベリーダンスあるある:音楽編!
「はびーび〜、ハビービー ってなんや?」
…これ、初心者さんだけじゃなく、長く踊ってる方にもよくあります(笑)。
はびび(Habibi)というのはですね、アラビア語で「ダーリン」とか、「愛するひと」という意味でございます。。。
そして、男性形と女性形がありまして、女性から男性に言うのが、ハビビ(=ダーリン=あなた)。男性から女性に言うのが、、ハビバディ(=ハニー=おまえ)と言うイメージでしょうか。
しかもですね、男性歌手が歌っているくせに、ハビビハビビと連呼しているケースがとても多いんです、なぜだと思いますか??
それは、日本の演歌でも、男性歌手が女性言葉で女性の心情を歌っていることがありますよね。それと同じで、ちょっとエモーショナルな曲を歌っている、と解釈してくださればOKです!
アラブ圏、しかもエジプトの音楽は、ちょっと嘆きや憂いを感じさせる曲調が多いので、これまた自然なことなんでしょうね。
また一つ、ベリーダンスの世界の不思議が解明されましたね(笑)
Lilyからのお知らせ
今月アップした、LilyのYouTube動画をこちらにご紹介します!
みなさんの役にたつコンテンツがあるかもしれません♪
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ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
それでは、次回のブログもお楽しみに!
Lilyでした!
photo by TAKATAKA
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