ダンスの基本「ターン&スピン」のコツ
こんにちは Lilyです。
とうとう10月を迎えました。今年もあとわずか3ヶ月となりましたが、またまた変化を感じつつあるこの頃です。
街にも少しずつ活気が戻ってきて、オフラインだったものがオンラインになって、やはりオフラインに戻る・・・というような現象があちこちでみられます。
飲食テイクアウトも、元々向いていたものだけが残って、他のお店の多くは辞めちゃいましたね。
先日、初めて自分の家庭でUber Eatsを使ってみたのですが、本当に温かいまま届いて、これは利用しなきゃもったいないなぁと感じました。
その他、この秋冬は、Gotoキャンペーンなどもあって、春夏の活気を取り戻そうという動きが大きくなっていきそうな気がしています。
インフルエンザも含めた感染症対策とどのように両立させるのか、これからも考えていかなければいけないですね。
最近は秋が深まってきて、イベントのお話も少しずついただけるようになりました。
そして、スクールハフラも今月行えます。
本当に長かった気がしています。
何回もイベントがなくなり、予約していた会場が閉鎖したり。。。
それでも、
自粛期間中も、イベントの機会に恵まれない時期も、変わらないペースでずっとコツコツと努力を続けてきたみんなを、
1日も早く晴れの舞台に立たせてあげたいと・・・祈りながら、待って、待って、待ちました。
その日がやっと迎えられそうです。
明けない夜はない と信じて頑張っていきます。
ターン・スピンのコツって?
さて、今日は、ダンスの基礎の「ターン」についてお話ししようと思います。
生徒さんたちからよく質問されたり、磨きたいと思っているものとして、一番言われるのが「ターン」そして、「スピン」です。
ちなみに、ターンとスピンは違います。
ターンは、居る位置から少しでも移動することが前提の回転。(移動しながら回る、足をかけて回る など。)
スピンは、定点で行う回転。(向きを変える、連続で自転する。など)
いずれにしろ、両足で着地した状態では不可能=片足で立つ瞬間が訪れる=不安定 ということが言えるのですが、
「フラフラする」「目が回る」「2回以上するとよろけてしまう」「立ち位置がずれてしまう」
など、悩みのオンパレード。
そのほかにもあるかもしれませんね。
でも、ダンスにはターン・スピンのスキルはとても重要。そして、時間をかけて磨く技術でもあります。
よく、言われるのは
「体幹が弱いから、私はターンが下手なのですよね?」という質問。
答えは、NOです。厳密には、「体幹が強ければターンが得意になるわけではない」です。
もっと重要なパーツがあるんです。実は、みなさんあまり知られていないようです。
回転に必要なのは、足首の強さ&足裏の強さ
体幹も、もちろん強いに越したことはありません。が、もっと大事なのは
①足首が強いこと。
②足の裏が強いこと。
この二つが、鍵でありコツです。
体が不安定な状態で、実際に地面と設置していて、体重そのものを支える部位は、足首と足裏なのです。
だから、この二点が鍛えられるかは、かなり大きな差を生みます。
①足首
足首が柔らかく使える状態で、かつ、自分の体重を支える強さが必要です。
足首は、鍛えられるのですが、その方法は「歩く時によく動かすこと」です。
体重が前にあっても、後ろにあっても、立てるように使える状態がベストです。
5cm以上の高さのヒール靴を履く習慣がある方は、固まりがち。
なぜなら、角度があまり変わらない状態で歩くからです。
足首が強くなると、体が傾いてしまいそうになった時に、耐えることができます。
片足で立ってフラフラしてしまっても、足首が柔らかく強ければ安定した回転ができるようになります。
②足裏
足の裏は、足首よりももっと重要です。
私は、足の裏の体重を支える箇所を二つに分けて捉えます。
かかとと、つま先です。
その2点でカウントし、両足で、4点存在していると思ってください。
いきなりクイズです。
「地球上のあらゆるものが安定して立つたために、支柱は最低何点必要でしょうか?」
答えは「2」です。
例えば、杖。1点しか支えるポイントがありません。そのため、絶対に倒れてしまいます。
でも、2本であれば。ギリギリ安定して立ってくれるかもしれません。
3本あれば、非常に安定して立つことができるでしょう。
では、ターンに話を戻しましょう。
安定して体を回転させたり移動させたりするには、支点は2以上必要なのです。
体を回転させようとした時、片足かつ、「かかと」か、「つま先」のどちらかだけで着地している瞬間が、必ず訪れます。
4点ある支えポイントのうち、1点しか使えない状況になるのです。
考えただけで、不安定になるのが当然だとわかると思います。
その時、安定させてくれるのは「擬似的な支点」です。
つま先で、体を支えた状態で、かかとに「見えない2cmヒール」を履いてみてください。
そして、そのヒールが体を支えてくれると思って、回転してみましょう。
この「見えないヒール」は、5cm以上だと不安定になってしまいます。
えいや!!と、体を浮かして、勢いでターンしている方!!
見えないヒールは何センチですか?10cmヒール履いていませんか?
実際のヒール靴でも10cmヒールなんて不安定なのですから、絶対に着地が不安定になります。
つま先で立つ時、低くかかとをあげること。これが鍵です。
かかとの置き場所が移動できる最低限の高さにかかとをあげれば良いのです。
この、「低い見えないヒール」を使えないのは、足の裏が弱いからかもしれません。
足裏が弱いと、潰れてしまうんですね。そのため、勢いで上げることになります。
だから、フラフラになる。
1回だけ回った後の着地が不安定になり、連続ターンができない。
スピンの後に場所を移動してしまっている。
こういった悩みが生まれます。
足の裏を、2cmだけあげて、そのまま移動できるようになれば良いのです。
足首&足裏の鍛え方
バレエを習ったことがある方は、鍛えたことがあるかもしれませんね。
両方同時に鍛えられ、さらに体幹UPも期待できるメソッドです!
「空気椅子かかと上げスクワット」
かかとを2cm程度浮かします。
空気椅子に座るように、膝を直角に曲げます。
これを1日に10回程度、行います。
最初、辛かったら、壁に背中を向けて立ち、自分と壁の間にバランスボールなどの丸いものを挟むとベター!
ターンが上手くなりたい方!半年頑張ってみてくださいね
Lilyでした