表情は、意識と目線で変えられる
こんにちは、Irisです💕
『踊っているときの表情』
どうにかならないかなぁ。。🤔なんて思ってる方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、何も気にしなくても曲調に合わせて自然と表情を変えられる人もいますし、常に笑顔いっぱいで踊れる方もいらっしゃいます。それが出来れば何も言うことなしですよね!
ですがほとんどの方は、本番の緊張感もあり、踊ることに精一杯で表情まで意識が届かず、何もない空間を見つめてとりあえずやり過ごす。結果、無表情で能面のようになってしまう。。なんてこと、あるあるだろうなと思います🧐
私自身も、最近まで自分の表情の薄さに悩みました。なんなら今でも悩んでます笑。でもご心配なさらず。こんな私でも少しずつですが、表情を柔らかくしていくことができました。
同じ悩みを持つ方へ、私の経験をシェアさせていただきます❣️
~ 意識と目線 ~
表情といっても、歯を見せて口角あげて思いっきり笑って🥰とか、そのあとめちゃくちゃ悲しい顔して😭とか、顔芸を極めろと言いたいのではありません笑。
ちょっとした意識の差とそれによって生じる目線の違いで、顔の印象が変わり表情に変化が出る、というお話です。
ただ、これには本番の心の余裕も必要で、人によっては場数と慣れが必要になるかと思います。なので初心者の方は、焦らず落ち込まず、今後の目標のひとつにしてみてくださいね。
例えば、すっごく楽しいノリノリなリズムで心躍るようなときは、どこに意識を向けて踊るでしょう?
私の場合は…この曲って、楽しいよね!素敵だよね!踊りたくなるでしょ!と、お客様に語りかけるようなイメージで踊っています❤ そうすると自然と、目線は見てくれているお客様一人ひとりへ向かいます。そして、ニコニコと楽しそうに見てくれている方と目が合ったとき、こちらも自然と笑顔になれます♬
その自然な笑顔が、なによりも素敵に輝きます✨
💡 ここでワンポイント 💡
目を見るなんて恥ずかしい!という方は、直接目を見ようとするのではなく、相手のこめかみのあたりをぼんやりと見ると良いです。あと、笑顔を作るのが苦手な方は、上の歯の裏側に舌を押し当てると、口角が上がって自然な笑顔が作れるそうです。お試しあれ❣️
一方で、しっとりと静かーな曲調の時には…?
意識をお客様から離し、自分に向けたり、逆に遠くに向けたりします。自分の内側に意識を向けた時には、体の中でじっくりと曲を楽しむようなイメージです✨そんな風に意識を変えると、自然と目線がお客様から離れ、見ている方へ少し雰囲気の違った印象を与えることができます。
~ 練習法は? ~
練習と言っても、いくつか種類があると考えます。基礎ムーブメントを磨く練習・振付を覚える練習・振付を踊りこむ練習…などなどでしょうか。
表情に変化がないと困っている方はもしかすると、基礎ムーブメントの練習や、振付を覚える練習を一通りこなして、満足していませんか?🧐表情を改善したければ、もう一歩踏み込んだ練習が必要かもしれません。
私は、振付を覚えた後の踊りこみ(自分なりの曲への解釈・ニュアンスを付け加える)ができる段階になってようやく、表情を意識に入れた練習ができると思います。
単純に踊りをこなしている時は、意識も自分の踊りに向かいます。もちろん、そういった練習も非常に重要です。ただし、それで練習を終えてしまうと、本番にそれ以上のものは出せません。舞台で直面したあの無表情な自分は、練習の時の自分そのものだとも言えます。
私の場合、踊りこみの練習の時には、✨鏡の向こうのお客様✨をイメージして踊るよう意識しています。練習の時から、お客様に見られている、を意識してみると、本番の自分も少し変われるのだと思います。
~ 最後に ~
もちろん、振付の中に目線や意識のニュアンスが含まれている場合も多々ありますので、最大限にそれを表現できれば問題なし✨あとは人によっては、歌詞を解釈してそれを表現しようとする!とかでも良いかもしれません。
難しそう。。。と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、練習の時から意識を変えてみるだけで、意外と自然に表情に変化がつけられるようになりますので試してみてください💪
私はもともと、恥ずかしがりやで人見知りな性格なので(ほんとだよ🥺笑)、表情について悩んでいる方の気持ちは痛いほどわかります。基本的に恥ずかしいし、自信がないんですよねぇ。。😂 そういう時は、ステージに上がった自分を、素の自分とは違うもう一人の自分として作り上げてしまう、というのも一つの方法なのかもしれません。この話は、またいつか笑💃
長文失礼しました💦
またレッスンでお会いしましょう!
Irisでした💕