「太ってきた」より怖い「たるんできた」現象。。。
こんにちは! Lilyです。
今日は、女性の体型の変化において、もっとも影響のある「たるみ」についてのお話です。
「太ってない」のに、「たるんでる」?!
知り合いの女性、B子のお話。
彼女は現在30代中頃ですが、若々しい印象で、年齢よりは若くに見られることも多い女性。
B子は去年の年末頃、気づいたら20代の頃のベスト体重から、5キロほど増えてしまっていることに気づきました。
体脂肪も同じく、以前の5%ほど多くなっています。
なんとなく、ダイエットしなくちゃ~と思いつつ、とくに見た目が明らかな「太め体型」でもないため、とくに気にせずに、気づいたら5キロ増えていたのです。
さらに、B子は学生時代から運動が苦手。
運動らしい運動はとくにしてこなかったので、
ダイエットをしようとするとしても、もともと筋肉が少ない状態。
最初から恐らく運動は続かないと諦めており、食事制限だけで何とかベスト体重を目指そうとしました。
しかし、食べ歩きや飲み会が好き。
さらに甘いものが大好き。
なので、なかなか結果も出ず
「そんなに太ってる方じゃないし、現状維持できればいいか・・・」と日々忙しく過ごしていた矢先、ご家族(ご主人)に「なんか、体型がだらしなくなってきたなぁ。まぁ、オバサンだし仕方ないか」って言われてしまったんです!
どちらかというと、細めな体型と昔から言われていたし、太ったといってもそこまでじゃないはず!
ていうか、見た目若いって言われるもん!!失礼な!!と 思いつつ、やっぱり気になり、
最近あまり見ていなかった、お風呂前の鏡で全身を映すと・・・・
二の腕の後ろ側に、タルタルの振袖・・・!
脇の後ろ側の背中には、ブヨブヨのしっかりつかめるお肉・・・!
もうちょっとくびれてたはずの腰、よくみたらメリハリがない・・・!
さらには、ひじの関節・ひざの関節の上に「たるみシワ」・・・!
太ももの裏には、皮膚の表面がボコボコ「セルライト」・・・!
そう、彼女は「太った」というよりは、「たるんだ」のです。
しかも、自分が正面から見たときには見えないエリアばかり。
なので、自分では「太ってない、全然大丈夫」と思っていたままだったのですね。
身近な人に指摘されて初めて、「ちゃんと鏡を見よう、そしてちゃんと運動もしなければ」と
思い知らされたようです。。。
筋肉が少ないと、太るより早くたるんでしまう!
「老化による”たるみ”」とは、皮膚の弾力性が失われてきて、脂肪が重力に負け、
下へ、後ろへ付きやすくなる状態。
さらに、筋肉が少ない人は、脂肪を蓄えると
皮膚だけでは重たい脂肪を支えきれず、どんどん気づかないうちにボディラインが崩れてきます。
さらに、皮膚の老化は、個人差はありますが、年齢によりほぼ確実に起こります。
では、皮膚がなるべくたるまないようにするにはどうしたらよいのでしょう?
答えは、「薄いしなやかな筋肉」を育てることです。
これは、皮膚と違い、年齢はあまり重要な要素ではありません。
筋肉は、年齢による差が少ないパーツです。
年齢がいくつになっても鍛えることもできるし、若くても使わなければ衰えます。
もし、脂肪を支える役割を皮膚がほぼ担っている状態だったら、
皮膚の弾力が失われ始める=加齢と同時に、形をキープするのに無理が生じてきます。
しかし、筋肉が少しでもある状態であれば、重力に負ける一方、ということはなく、「たるんだ体」にはなりにくいのです。
B子は、運動が苦手なままですが、そんな自分でもできる運動を探そうと、意識が変わりました。
時に、家族や身近な人が「ズバッ!!」と言ってくれることって、貴重なことかもしれませんね。
耳が痛いことほど、自分の為になるのではないでしょうか。
運動が得意な人には「たるみ」は心配ない?
たるむ現象は、どちらかというと運動が苦手な方で、24歳くらいから起き始めると言われています。
なるべく10代〜20代前半のうちから、運動を習慣づけるのがベストです。
また、逆に運動を良くしていても太めな方もいらっしゃいますが、その場合は「たるみ現象」は起きづらく、「堅太り」状態になります。
なので、「たるみ」による体型変化は、そこまで気にすることはありません。
しかし、筋肉がしっかり有った方が美しい体型をキープできるので、
運動量を減らさず、溜め込まない・きちんと排出する「デトックス」によるダイエットが一番向いています。
次回は、その「デトックス」についてお話しようと思います。
わたしも、一日おきには鏡で全身を映し、後ろ姿まできちんと見るようにしています。
直視することが、何よりもキレイへの第一歩です。
別に、若返りたいわけじゃなく、年相応でいいんです。
でも、なるべく、美しいたるみのない体型を維持したいと思って、私個人も日々ベリーダンスの基礎練習に打ち込んでいます!!
Lilyでした♪