今を、夢中に生きる
こんにちは! Lilyです。
新年、明けましておめでとうございます。
と言っても、すでに年始ムードもすっかりあけ、しっかり目に生徒さんたちとレッスンを再開しております。
今年も、1月は強烈に寒い日が何度もあり、お布団から出るもの辛いのに、
朝から早いクラスも、年始でずれ込んで毎週になっちゃった元々隔週のレッスンにも休まず来てくれる生徒さんたち、本当に偉いなぁと思います。
さて、私は年末年始には毎年大掃除を家とスタジオ両方するのですが、今年もたくさんの方がスタジオ大掃除にご協力してくださいました!
体調を崩しやすい時期の掃除だったのに、本当にありがとうございました。
ピカピカになったスタジオで、また新たな一年を始められて、本当に嬉しいです。
そして、2025年は、2年に一回の発表会を控えて準備を進める一年となります。
(発表会自体は、3校合同かつ2026年2月予定)
今年も、また新たな仲間も増え、たくさんのルーキーたちが育ってくれたり、それまでのいち生徒という状況から一歩踏み出し、より深いベリーダンスの世界で活躍し始めてくれた弟子もいます。
こうやって、たくさんの生徒さんに指導する人生をお陰で送らせてもらえていて、感謝しかありません。
今年も、抱負というほどの大それたものを掲げるほどではないですが、一年の終わりに一応目標がどうなったのか、ブログ形式なら見返せることを先月書きましたので
今年も、軽く目標を立てようと思いました。
それは、「今を、夢中で生きよう」です。
このテーマ。とても簡単なようで、難しいような。
私の尊敬する方が言っておられて、素敵だなぁと思ってから、これを今年の初めにブログに書こうと決めていました。
なんてことはないけれど、
とても大切な「今」を、私たちは当たり前に生きているけれど、
当たり前なことって、本当は何一つ無いのかもしれない。
今日、今週、今月、今年、そしてこの10年で、自分が育ててきたものや、大切にしてきたもの。大きくなったもの、壊れてしまったもの、その何もかもは
あと、50年もすれば、跡形もなくなってしまうものばかり。
人生の時間は、気づけばどんどん減っていきます。
気づけば、「おばあさん」と呼ばれる日が来て、たくさんの言葉を交わした友人、
たくさんの時間を一緒に過ごした家族、パートナー、愛する存在も全て見送って。
あなたも、私も、いつかは必ず、塵に還って。
自分がいなくなった世界は、それでも、何事もなかったかのように回っていく。
自分が大切にしていた、人も モノも 景色も、何もかもが
いつかはなかったことになる。
なんて、人生は儚く、切ないのでしょう。
そうやって考えると、いつか来る
全てが消える最後のその日まで、
私たちに残された時間は、まだあります。
たくさんではないけれど。
だったら、私たちにできることは、たった一つしかありません。
今を生きること。
今、この瞬間を、夢中になって生きることです。
人生はうまくいかないことがたくさんありますし、
今は、昔思い描いたはずの人生を送っているわけでは決してありません。
私は少なくともそうです。
理不尽な目にも遭うこともあるし、思いがけない困難が降って来ることもある。
他の人がみんな、上手に生きているように見えることもあります。
自分が、たくさんの人や機会、そして、きっと「ある才能」に恵まれていたから、
いつの間にかここに来たけれど
思い通りに、何もかもをしてきたのでは決してなく、
どうしてかここに今、立っていて、ありがたいことにたくさんの人にお世話になっています。
私は、30代半ばでダンスを仕事にする人生を過ごしてきた中で、決めたことがあります。
それは、「求められたら、技術を惜しみなく提供する」です。
母に、ダンスインストラクターとして独立した時に言われた言葉
「自分を慕ってくれて、学びたいという人が現れたら、出し惜しみなく与えなさい」
この言葉が、とても印象に残り、私の中で何度も思い返してきました。
自分にできることは、誰かが求めてくれる知識や経験をお伝えできることだけ。
私の中での生きがいや、幸せは、そこにあるし、これからもそうだと思います。
求めていただけなくなるその日まで。
踊れることが幸せなだけでなく、誰かが私の踊りを役に立ててくれて
その人の中で、踊りとして生き続けるような。
なんて幸せな踊り子人生でしょうか。
後悔や、選ばなかったもう一つの未来を思い描くのではなく
今この瞬間に辿り着いたこの人生の時間を夢中に生きて、生きて
そして、最後の日を迎えられるように。
そんな時間を、夢中になって過ごしていきたいと思います。
皆さんの人生にも、夢中になって生きる今ほど大切なことは
きっとないのではないかと思います。
今日が人生で一番若いのですから。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
Lilyでした!
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