Belly dance dinner show Kader – カデル - 御礼 & 私は何の為に踊るのか
こんにちは! Lilyです。
先日 2022/4/29、私が率いるベリーダンストゥループ フェイルズの単独ショー
ベリーダンスディナーショー 『Kader(カデル)』が、無事開催されました!
当日まで、実に2度のリスケジュール。
構想から丸1年半、日程を二度変え、会場も当初発足時とは全く違った場所での開催。
コロナ禍でエンターテインメントを実現することの難しさ、悔しさを何度も味わいながら進めてきた準備期間の中で、ただ一つ変わらなかったのは
Fairuzメンバーの気持ちと、メンバーを応援してくださる皆さまの存在でした。
語り尽くせないほど、いろんなことがありました。
このブログに書き起こすのも、相当思いを整理する必要がありました。
今回、快くイベント会場としてお力を貸してくださった、
名古屋の言わずと知れた名店「THE KAWABUN NAGOYA」さまとの信頼も、
計画を進めていく中で少しずつ積み上げていくことができ
私たちにとっても、お客さまにとっても、夢のような一夜と言える
あのような素晴らしいショーが実現できたと思います。
お酒を楽しみ、お料理をいただきながら、夢のようなひと時をくれるショーを見る。
こんな、当たり前に味わえる非日常が、こんなにも特別だなんてと、感慨深い1日でした。
すばらしき、THE KAWABUN NAGOYA…
気品あふれるこの場所で、ショーを実現できたことがとても誇らしく、幸せな記憶に包まれております。
そして、今回 急遽出演できなくなったメンバー、Orchid。
彼女の身近なところで、予定外のことが起き、たった1日の差で、彼女は出演することができませんでした。
どれだけ悔しかったでしょう。でも、誰も決して悪くはない、ただ運命の悪戯としか言いようのない日々のなか、
彼女も、最後の最後まで、メンバーを支えてくれました。
私は、当日の公演では、Orchidが踊るはずだったソロ曲を演じました。
プログラム表には、Orchidの文字。おかしいなと思いながら、ご覧になったお客様もおられたでしょう。
それでも、愛弟子の踊り、魅力、彼女が伝えたかったものを、私が伝えてあげたい。
Orchidに重なる踊りを、、、みなさんにOrchidがここに居るように感じてほしい、、、
そう思って、舞いました。
おかげさまで、ショーまでの数日は本当にイレギュラーの連続を乗り越え続けることができ、
おくびにも出さずに、観に来て下さった全てのお客様を立派にもてなした、メンバーたち。
常日頃、メンバーひとりひとりを支え、愛し、見守って下さる皆様の前で
輝きを放ったメンバーたち。
そして、会場を温かく包んでくださった、惜しみない拍手を寄せてくださった、ご観客の皆様。
私たちの大切なゲストをおもてなししてくださった、THE KAWABUN NAGOYA のスタッフの皆様。
あの場に来てくださった、全ての皆様へ、感謝の気持ちをここに表したいと思います。
思えば、Fairuz(フェイルズ)というベリーダンストゥループが生まれてから、数年経ちました。
メンバーは初期とは違いますし、現メンバーの取り巻く環境も、背負うものも、実力や経験値も求められる中で、常に磨き続け、
パフォーマンス集団として確立してきました。
私は、Fairuzメンバーの一員であり、リーダーであり、そして、プロデューサーとして全ての決定をしなければなりません。
それには、あまりにも未熟で、情けないリーダーです。
私にできることはなんだろう。いつも、いつも、考えています。
でも、一つだけ、今回わかったこと
私はなんのために踊るのか。
それは、
あの場に足を運んでくださった、たった一人の目を輝かせたい
その想いだけは、どんなに情けない思いの中でも、変わることがありません。
プロデューサーとしてよりも、何よりも
一人の演者として、ダンサーとして
あの場に来てくださった方は、ダンサーLilyをその目に写したい思ってくださっていたと感じたから。
4月末の週は、怒涛のShow Week だったので、過ぎたショーに思いを馳せながら次の舞台を踊ることは叶わず、
一つ一つの現場に、必死に向かっておりました。
メンバーも、そうだったと思います。
たった一つのものを、メンバーと作った喜びは、情けなさを孕んだ少しだけ苦い記憶と共に、
ご観客の皆様のお顔を思い出しながら、大切に胸にしまいたいと思います。
このカデルというショーは、終わりではありません。
私たちFairuzにとって、運命を背負うショーにふさわしいものに、今後もしていくつもりです。
ありがたいことに、追加公演のお話も頂戴しました。
が、まだ未発表の事案があり、非常に心苦しくはありますが、実現は少々難しい状況です。
それでも、少しでも何か出来ることがあるのなら、、、、
望まれるなら応えていきたいと思わずにはいられません。
また、戻ってきます。
Fairuzの次回のショーを、ぜひ楽しみに待っていてくださると嬉しいです。
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