素朴なギモン~ふくよかな方が似合う?
ベリーダンスは、もともと中東の踊りですから、大人の女性になればなるほど「豊かさの象徴」である、ふくよかな女性が似合うと世間的に言われています。
確かに、ふくよかな女性のほうが魅力的とされる民族の伝統なのですが、慣習的な影響も大きく、ベリーダンサーに限らず、中東の国民性として「ふくよかな女性が魅力的」という意味に近いです。
日本国内では、どんな体型が向いているとされているの?
日本だけでなく、万国共通のベリーダンスシーンにおいて、もっとも好まれる体型が、いわゆる「ひょうたん型の体型」です。
お腹は「ぺったんこ」ではなく、ふんわりとした脂肪があり、骨盤が張っていて、腰がくびれている、「ひょうたん型」体型が、一番ベリーダンスの衣装が映えるのは、間違いありません。
ずばり、「ひょうたん型」ですので、上半身は小振り。
背中や二の腕には、あまり脂肪がなく、胸もさほど豊満である必要もなく、全体的に背中から肩にかけてはすらっとしていて、横から見たときにS字ラインになる体型が似合います。
ベリーダンスを続けていくうちに、お尻がもともと小さめな方以外は、自然と「ひょうたん型」に近づいていくことが多いです。
逆に、やせ型の人には、お尻パットなど「小道具」を使うことで、より似合う体型に近づけることも出来ます。
スレンダーな体型のベリーダンサーはいないの?
海外のトップダンサーは、どちらかというとふくよかな方が多いように思われます。
しかし、日本人女性においては、諸外国の女性の体型に比べると、どの年代でもスレンダーな方が多いので、あまり気にすることはありません。
たとえば、とてもスレンダーな方がベリーダンスを踊ることは似合わないか?というと、決してそうではありません。
本場エジプトやトルコ、アメリカ、ヨーロッパなど、世界中に若いスレンダーなトップダンサーはたくさんいますし、みなさんそれはそれは華麗に踊っていらっしゃいます。
また、ふくよか、スレンダーに関わらず、全世界の男性が共通して魅力的だと語る、「くびれの黄金比」があり、バスト:ウエスト:ヒップ=10:7:10 という統計も出ているほど、世界共通で「適度なくびれ」は魅力的なようです。
ベリーダンスは、この「くびれ」メイクにもっとも効果的なダンスです。